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完全無害のドッグフードってある?

完全無害の言葉の定義にもよりますが、ドッグフード用に使われる肉類が正規のものであることと、それを販売するために防腐剤や保存料などの添加物を一切使用していないものであれば、一応は完全無害のものと言えるでしょう。
ただしそれを確かめるには、メーカーが謳う説明を信用するしかほかに方法はないようです。

基本的に完全無添加のドッグフードとは人が食べても安全なものと言えるでしょう。
すなわち専用の素性が明らかな良質の肉類であり、それを加工・保存する過程で添加物などを一切使用しない製品であれば完全無害と言えるでしょう。

言い換えれば専用の肉をきちんとした殺菌などの加工をおこなったものが安心できる製品と言えます。
また、使う肉もたとえば鶏肉や鹿肉、ラム肉など、本来野生の犬が好む肉類が安全といえるでしょう。
その点では市販のビーフや馬肉などを使用したものは本来は犬が食べる動物ではありませんから、ワンランク下になるのではないでしょうか。

さらに犬が本能的に必要としない穀物や野菜類を含む場合は完全無害であっても正道とは言えないでしょう。犬は良質な動物性たんぱく質から必須アミノ酸や酵素などの成分を体内で作り出すことができますから、そのような肉類であれば完全無害であるとも言えます。
すなわち低脂肪で高カロリーの動物性たんぱく質であれば良いのであり、さらにそこに天然素材のビタミン類やミネラル類が含まれているドッグフードであれば、一応は完全無害のドッグフードと言えます。
ちなみにこのようなものをホリスティックフードあるいはプレミアムフードと呼んで、一般のドッグフードとの区別をしています。

完全無害のドッグフードとなると事実上は不可能なようですが、それに近い製品はあります。
それは人でも食することができる鶏や鹿など素性が明らかな動物の肉を正しい過程で加工したもので、さらに加工・保存の段階で添加物を一切使用しない製品です。
ドッグフードを変更する際は徐々に慣れさせてあげるようにしましょう。